水素事業

発電や農業・畜産分野でも注目される水素

無色、無臭で、地球上最も軽い気体であり、地球上では酸素と結び付いて「水」として多く存在しています。水素はこれまで産業用として様々な形で利用されてきましたが、近年注目されているのが、利用段階においてCO2を排出しないクリーンなエネルギーとしての利用方法です。エンジンなどで燃焼する方法もありますが、燃料電池の方が変換におけるエネルギーロスが少なく、効率的といわれています。また、水素は身体に無害であると医学的に証明されており、食品添加物としても認められています。水素がもつ還元力や特性により、研究段階ではあるものの、医療効果があることや、動植物への効果も期待できることから、農業や畜産といった産業分野でも水素の研究が始まっています。

水素製造の特長

1) 原料となるマグネシウムは厳選したものを使用し、高純度水素を安定して製造します。
2) 従来の電気分解法・水蒸気改質法などと比べて、生成時のエネルギー消費が少なくローコスト。
3) 水素発電に応用ができ、燃料電池システムに適したマテリアル保管(ガスカードル)も可能です。

水素の主な用途

水素発電(燃料電池)
燃料(水素ステーション)
農業分野
畜産分野


●ガラス関係:雰囲気ガス、フロートガラス、人造宝石、石英ガラス、光ファイバーなど
●化学関係:アンモニア合成、肥料・合成樹脂、メタノール合成、塗料・医薬など
●金属関係:半導体、太陽光パネル、金属の熱処理など
●電気関係:雰囲気ガス、IC・LSI・トランジスター、電子部品、液晶、次世代燃料、気球、気象観測用試験など
●電力関係:燃料電池、冷却用、発電機・原子炉、人工衛星電源、太陽電池など

水素の安全性について

水素は空気に4%以上混ざると燃える気体になりますが、空気より軽く拡散性も高いため、開放した空間で濃度4%以上になることは、ほとんどありません。また、水素が爆発するのは、密閉空間で高圧縮された水素と空気が最適な比率で混ざり合い、そこに火が着くような特殊な状況に限定されますので、日常で爆発が起こる可能性は限りなく低いといえます。その上で水素保管時の安全性を重視して、水素の保管用ガスカードルへの圧縮貯蔵の厳しい安全基準も設けています。